【四季報発売日】全銘柄入れ替え!9月の実践記録

アイキャッチ14_夏→秋号銘柄入れ替え FIREへの道

本日9月18日は、待ちに待った「会社四季報プロ500 2025年秋号」の発売日です! この日を、新たな投資先の選定日として楽しみにしている方も多いでしょう。

しかし、私の投資スタイルにおいて、四季報の発売日は「新しい銘柄を買う日」であると同時に、「保有銘柄を売るべきか判断する日」でもあります。

なぜなら、私が実践している投資ルールの根幹が、 「四季報プロ500の注目銘柄に掲載され続けている限り保有し、外れたら売却する」 という非常にシンプルなものだからです。

この機械的なルールに従うことで、個人の感情や相場の雰囲気に惑わされず、冷静な投資判断を下すことを目指しています。

では、本日発売された秋号を見て、私の保有銘柄はどうなったのか?
この記事では、その結果と、それに伴う売買の全記録を公開します。
驚きの事実が判明しました。

「注目銘柄から外れたら売る」を実践したら、ほぼ全滅だった件

まずは、今回私が実践した売却のルールを再確認します。

【売却ルール】

  • 最新の四季報プロ500を確認し、「注目500銘柄」から外れた保有銘柄は、原則として売却する。

非常にシンプルです。
このルールに従い、本日発売された秋号の500銘柄リストと、私が夏号期間中に保有していた銘柄を照らし合わせました。

その結果は、衝撃的なものでした。

私が保有していた銘柄は、すべて、秋号の注目銘柄から外れていたのです。

これは、夏から秋にかけての3か月間で、市場の専門家たちが注目する銘柄の顔ぶれが、いかに大きく変化したかを示しています。

ちなみに、参考までに夏号の500銘柄と秋号の500銘柄を比較してみたところ、両方の号で連続して掲載されていたのは、なんと「6758 ソニーグループ」ただ1社のみでした。
(※個人の調査によるものです)

もちろん、これは「ソニー以外はダメになった」という意味ではありません。
ただ、それだけ市場のトレンドやテーマの移り変わりが激しいということです。
この事実だけでも、「塩漬け株」を作らないために、機械的に銘柄を見直す重要性がお分かりいただけるのではないでしょうか。

【実践記録】保有銘柄の売却と3か月間の損益を公開します

さて、ルールに従い、私は保有銘柄の売却手続きに入りました。 ただし、全ての銘柄を即座に売却したわけではありません。一部の銘柄については、少しだけ欲を出してみることにしました。

機械的に即売却した銘柄と損益結果

まずは、ルール通りに即時売却した銘柄の損益結果です。 以下の集計表をご覧ください。

四季報秋号分析により売却した結果表
  • 損益結果(逆指値待機中の3銘柄を除く)
    • 取得単価合計:21,751円
    • 売却額合計:23,001円
    • 損益率:+5.75%

結果は+5.75%
前回記事でご報告した通り、この期間の日経平均(+10.6%)や四季報プロ500平均(+12.3%)には大きく劣後する、悔しい結果となりました。

繰り返しになりますが、これは私の銘柄選定ルールが、数年前の2022年秋号の分析を基にした「試作品」だったことが最大の原因です。
この反省を活かし、次の投資に繋げていきます。

上昇トレンドを信じ、逆指値で待機中の銘柄

一方で、即時売却しなかった銘柄が3つあります。

  • 3093 トレファク
  • 4718 早稲アカ
  • 8179 ロイヤルHD

これらの銘柄は、チャートを見る限りまだ上昇トレンドが継続している雰囲気がありました。
そこで、「注目銘柄からは外れたが、下落トレンドに転換するまでは利益を伸ばせるかもしれない」と考え、逆指値注文を入れることにしました。

これは、「指定した株価(現在値よりも安い価格)まで下落したら、自動的に売り注文を出す」という仕組みです。
こうすることで、日中仕事で株価を見られない間も、大きな下落リスクを避けつつ、上昇する限りは利益を追求できます。

この記事を書いている9月18日のお昼時点では、まだこれらの銘柄は売却されていません。
最終的な損益がどうなるかは、また改めてご報告します。

【新規購入】2025年秋号で選んだ新ポートフォリオを公開

さて、過去の反省はここまで。
ここからは未来の話です。

古いルールでの検証フェーズは終わり、いよいよ本番です。
最新の夏号を分析して作った新ルール」に基づき、本日発売された秋号の注目銘柄の中から、新たな投資先を選定しました。

それが、こちらのポートフォリオです。

2025四季報秋号購入銘柄一覧

この新しい布陣で、次の四季報(冬号)が発売されるまでの3か月間を戦い抜きます。
前回の反省を活かした新ルールが、果たして市場平均を超えるパフォーマンスを上げられるのか。

ここからが、私の投資法の真価が問われる本当の検証となります。

ちなみに、新規購入銘柄のなかでも、7981タカラスタンダードは少し特殊な対応をしています。 この銘柄は選定時点でまだ下落基調だったため、すぐに購入するのではなく、「株価がここから反発して上昇に転じたら買う」という“買い”の逆指値注文を入れています。

下落が続く限りは手を出さず、トレンド転換を確認してからエントリーする戦略です。
そのため、上の表に記載しているのは9月18日お昼時点の現在値を仮で入れたものになります。

まとめ:本当の検証はここから始まる

今回の記事では、四季報発売日に行った、私のリアルな売買記録を公開しました。

  • 保有銘柄が全て注目銘柄から外れるという衝撃の事実。
  • ルールに基づき、一部を除いて売却。結果は+5.75%と市場平均に及ばず。
  • 反省を活かした新ルールで、秋号の銘柄を新規購入。

四季報の発売日は、新しい銘柄との出会いだけでなく、自分の投資ルールを見直し、機械的にポートフォリオを新陳代謝させる絶好の機会です。

私の「古いルール」での検証は、悔しい結果に終わりました。 しかし、本当の戦いはここからです。

この新しいポートフォリオが3か月後にどうなっているのか。
このブログで、また正直に結果をご報告することをお約束します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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