「FIRE(経済的自立と早期リタイア)なんて、自分には関係ない」
「投資なんてギャンブルと同じでしょ?」
かつての私は、本気でそう思っていました。
こんにちは、しきねこです。
この記事は、投資もお金の知識もゼロだった30代の私が、公務員から民間企業への転職を経て、本気でFIREを目指すようになるまでの「心境の変化」と「リアルな失敗談」の全記録です。
パチンコ中毒で散財ばかりしていた20代。
「安定」を求めて公務員になったものの、待ち受けていたのはメンタルの限界。
そして、藁をもすがる思いで始めた投資での失敗…。
そんな私が、なぜ今FIREを目指し、ブログを書いているのか。
うまくいった経験も、恥ずかしい失敗も、すべて包み隠さずお話しします。
この記事が、現状にモヤモヤしているあなたの、小さな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
第1章:パチンコと散財の日々(~20代前半)
まずは、私が投資など全く頭になかった頃の話から始めましょう。
世間体だけで選んだ「臨時教員」時代
大学卒業後、私は親に言われるがまま地元に帰り、臨時教員として働き始めました。
熱意なんてありません。
「大学で免許も取ったし、これで世間体も保たれるだろう」という軽い気持ちでした。
当時の生活はひどいものでした。
給料が入ればパチンコ店へ直行。
「勝ったらお金が増える」と意気込み、負ければ「ストレス発散だ」と自分を慰める。
勝ったお金は飲み代に消え、タバコは1日1箱半。
通帳残高が30万円を超えたことは一度もありませんでした。
まさに、その日暮らしの生産性のない毎日です。
<関連記事>パチンコ引退!やめる方法【心境変化の記録】
転機:結婚を意識して「安定」を目指す
そんな私にも転機が訪れます。
現在の妻との出会いです。
彼女との結婚を真剣に考えたとき、初めて「臨時教員という不安定な立場ではマズい」と焦りました。
「今年の採用試験は全力でやる。ダメなら転職だ!」
背水の陣で臨んだ結果、教員採用試験には落ちましたが(笑)、縁あってとある自治体の試験に合格。
晴れて「地方公務員」としての安定を手に入れたのです。
第2章:公務員時代の「光と闇」(~平和期~)
「バス通勤」が生んだ投資との出会い
転職して数年後、私は外部団体へ出向することになります。
そこで待っていたのは、駐車場のない職場への「バス通勤」でした。
最初は苦痛でしたが、このスキマ時間が私の人生を変えました。
暇つぶしに見ていたYouTubeで、運命の出会いをしたのです。
それは、「両学長」というマッチョなライオンのキャラクターが発信する、お金の知識でした。
「金の卵を産むニワトリ」を飼いたい!
動画の中で語られていたのは、「経済的自由」という魅力的な世界。
- 「資産形成には時間がかかる」
- 「投資はインデックス投資で長期間、時間を味方につける」
- 「高配当株は、金の卵を産むニワトリのようなもの」
パチンコという「投機(ギャンブル)」しか知らなかった私には、衝撃でした。
「そんなニワトリを飼いたい!お金のなる木を植えたい!」
当時の私は仕事がそこまで嫌いではなかったものの、「どうせお金を増やすのに時間がかかるなら、早く増やしてから遊んだ方がいい」と考え、すぐにSBI証券で口座を開設しました。
<関連記事>【勝手に解説!】SBI証券口座開設の流れ
友人の成功と、焦りによる「投資デビュー」
さらに、偶然再会した高校の同級生が、すでに投資で1,000万円近い資産を築いていたことも、私の背中を押しました。
「よし、俺もやるぞ!」
しかし、元来のギャンブル気質が顔を出します。
「ちまちま積み立てるより、ドカッと儲けたい」
そう考えた私は、友人と同じ「一般NISAで米国高配当ETF(SPYD)への一括投資」に加え、あろうことか「個別株の集中投資」にも手を出してしまったのです。
第3章:自治体「暗黒期」と投資の失敗
出世コースの果てにあった「地獄」
自団体に戻った私を待っていたのは、激務部署への異動でした。
いわゆる「出世コース」に乗ってしまったのです。
毎朝、職場に近づくにつれて気分が沈み、自分の席へ向かう廊下では心臓がバクバクする。
「ここから離れなければ、人生が壊れる」
本気でそう感じる毎日でした。
焦りが招いた「1年で10万円の損失」
精神的に追い詰められた私は、「早く資産を作って辞めなければ!」という焦りに支配されました。
本屋で目に入るのは「1年でFIRE」「〇〇株で資産10倍」といった派手なタイトルばかり。
両学長の「インデックス投資でじっくり」という教えはどこへやら。
「成長が期待できる小型株に集中投資すれば、一発逆転できるはずだ」
そんな安直な考えでトレードを繰り返した結果は、残酷でした。
1年間で10万円の損失。
ビギナーズラックすらなく、ただメンタルとお金をすり減らしただけでした。
第4章:民間への転職、そして新たな目標
妻の一言と、公務員を辞める決断
「もう、転職してもいいんじゃない?」
ボロボロになっていた私を救ったのは、妻のこの一言でした。
親戚からの「公務員を辞めるなんて!」という大反対もありましたが、私は自分の心を守るために、民間企業への転職を決意しました。
<関連記事>公務員から民間へ転職は難しい?転職の対策と全記録
人間関係のストレスは、どこへ行っても消えない
民間へ転職し、以前のような鬱々とした気持ちはなくなりました。
しかし、新たな職場でも人間関係のギスギス感はあり、ストレスがゼロになることはありませんでした。
「結局、人が集まって働く限り、人間関係の摩擦からは逃げられないんだな」
そう痛感しました。
そこでたどり着いたのが、「バリスタFIRE」という考え方です。
<関連記事>家族持ち・公務員でも可能?バリスタFIRE完全ガイド【資産・働き方】
完全に働くのを辞めるわけではないけれど、資産からの収入(配当など)があることで、責任の重い仕事や嫌な人間関係に縛られず、気軽なスタンスで働く。
そんな「精神的な自由」こそが、今の私が目指すべきゴールだと確信しました。
さいごに:未来の選択肢を増やすために
現在、このブログでは「10年でバリスタFIRE」を目標に掲げています。
<関連記事>【計画編】”30代男、未就学児2人娘持ち”がFIREに必要な資産を築くまでのロードマップ
10年後の未来はどうなっているか分かりません。
仕事が楽しくなっているかもしれないし、会社が倒産しているかもしれません。
だからこそ、「選択肢を増やすための資産形成」が、精神の安定剤になります。
「会社に依存しなくても、お金を増やす方法がある」
「いざとなれば、いつでも辞められるだけの資産がある」
そう思えるだけで、今日会社に行く足取りが、ほんの少しだけ軽くなる気がするのです。
まだ道半ばですが、このブログを通じて、私の試行錯誤の記録が、同じように悩む誰かの役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


