「公務員辞めたい」民間への転職を経てFIREを目指した話

アイキャッチ07_公務員から民間へ転職し、FIREを目指した話 雑記・しきねこのつぶやき

この記事では、
・私がFIRE(経済的自立と早期リタイア)を考えたきっかけとタイミング
・投資や資産形成に対する考え方の変化
についてまとめています。
FIREに興味がある方、資産形成を始めたい方の参考になれば幸いです。

こんにちは、しきねこです。

今回は、私がFIREを目指そうと思ったタイミングと、その時々での投資に対する考え方を振り返って書きます。
あくまで一個人の経験談なので、気楽に読んでいただければ嬉しいです。

自治体職員時代 ~平和期~

プロフィールにも書いていますが、FIREを意識し始めた最初のきっかけは、出向先でバス通勤中に見たYouTubeの両学長(マッチョなライオンのキャラクター)の動画でした。

当時は仕事がそこまで嫌いではなかったものの、「経済的自由」という言葉に強く惹かれました。
一方で、私はパチンコ中毒。時間を無理に作ってまでホールに通い、長期的に見れば確実にお金が減ると分かっていながら、小銭目当てに続けていました。

そんな中で耳にした「金の卵を産むニワトリ」「お金のなる木」というフレーズ。
「そんなニワトリを飼いたい!木を植えたい!」と心の底から思いました。

動画では、

  • 投資はインデックス投資で長期保有
  • 資産形成には時間を味方につけることが大切

と繰り返し語られており、
「どうせ時間がかかるなら、増やしてから遊んだ方がいい」と考えるようになり、まずはSBI証券で証券口座を開設しました。

自治体職員時代 ~暗黒期~

FIREを本気で意識したのは、自治体で2度目の異動をしたときです。

外部団体への出向から帰ってきて、若手のエースとして期待を一身に背負っての帰還でした。

正直、帰ってきたばかりの自分は少し浮かれていた部分もありました。
そんな自分の気分をへし折るかのような怒涛の数か月でした。

  • 配属された部署は、訪ねてくる住民は基本的にクレーム気質。
  • 引継ぎや仕事が属人的、感覚的過ぎて働きにくい。
  • 前任者や同僚の、仕事に対する考え方が違いすぎてストレス。
  • 前任者からのミスや誤魔化しの押し付け。
  • 業務の掛け持ち、質・量ともに負荷大。
  • 休日出勤含め、残業多し。
    (実質、この1年に丸一日やすめたのは20日にも満たなかったと思います。)
  • ゴールが見えなくてモチベが上がらない。
  • 業務について理解が深まってきたと思った頃に異動。また初心者から。

等々。
これらの要因が総合的に相絡まって精神的に追い込まれてしまいました。

この時は毎朝、職場に近づくほど気分が沈み、自分の席へ向かう廊下では心臓がバクバク。
「ここから離れなければ人生が壊れる」という危機感を抱きました。

ふらっと寄った本屋で目に入るのは「○年で△千万円」「1年でFIRE」といった派手なタイトルばかり。
内容はグロース株の集中投資が多く、「当たれば一気に資産倍増」という誘惑に心が揺れました。

結果、集中投資に走りましたが…1年で10万円の損失
学長の教えに逆行していたと、今では反省しています。

民間への転職と考え方の変化

妻の後押しもあり、公務員を退職しました。

このときの詳細については別記事でまとめていますので、お構いなければご一読ください。

公務員を辞め、民間企業に転職。
鬱々とした気持ちはなくなったものの、人間関係のストレスはゼロではありません。

正直「人間関係が嫌になって転職」というのは、あまりおすすめしません。

もっとも、自分の転職理由の半分は、人間関係が理由です。
本当に辛いときは、転職という決断をするべきだとは思います。
心身ともに健康であることが何よりも大事ですからね。

私は、2度の転職を経験して
「働く限り、人間関係の摩擦は避けられない」
と痛感しました。

やはり、様々な責任を負いながら仕事をしているサラリーマンである以上、自己防衛と責任感から色々な思惑が渦巻く中で、自分の主張を少しでも通そうと思うのなら、衝突は避けられません。

そこで思ったのは、責任を背負いすぎない働き方が精神的に楽だということ。
また、前回の集中投資のようにピンチになってから焦るのではなく、平穏なうちに分散・長期投資で資産を築くべきだと考えるようになりました。(詳細は【計画編】記事

さいごに

このブログでは「10年でサイドFIRE」を目標にしていますが、未来はどうなるか分かりません。
仕事が楽しくなっているかもしれないし、会社がなくなっているかもしれません。

だからこそ、 選択肢を増やすための資産形成 が精神の安定につながります。
私の場合はまだ資産形成の初期段階ですが、「会社に依存せずお金を増やす方法がある」と思うだけで、働く気持ちが少し軽くなります。

このブログもアフィリエイト収益が目的のひとつ。
収益が増えれば、さらに気持ちが楽になりそうです。

応援いただけると嬉しいです。
では、また次回。

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